ゑびす足袋について
足袋(たび)とは、日本固有の伝統的な衣類で、和装の際足に直接履く一種の下着で 奈良時代の服制に規定されている襪(しとうず)と呼ばれ親指が分かれていない履物であると考えられています。 万延二年(1861年)、福田正三郎が大阪・本町で足袋・装束業を開業いたしました。文久二年(1862年)に徳川幕府が、それまで足袋の厳しい着用制限規定(武士と公家にだけ着用を許されていた)を、経済の発展による民度の向上や、社会情勢の変化に対応せざるを得なくなり、「服制変更令」を出し、身分関係なく足袋を履けるようになりました。これがちょうど、弊社創業の翌年にあたります。その後も老舗足袋メーカーとして時代を先取りして、明治末にはミシンを導入するなど近代化に取り組みました。
江戸時代の中期にはコハゼも利用されており、ほぼ今日のような形が出来上がってほぼ完成形とされていたため、 業界内が新製品開発の余地は少ないと考えられていた中、 弊社では、綿の伸びる足袋(伸縮型)、背を高く見せるヒール足袋、指の割れてない神官・僧侶用足袋、外反母趾用足袋、着物の仮着付用のスリッパ足袋など、多様なニーズに合わせた新製品を開発し、足袋一筋だからこその数多くのこだわりを持ち、国内生産で品質管理を徹底し、高級化にこだわっております。
足袋ではなく“ 足美”
弊社の商品は、単なる“足袋”(あしぶくろ)ではなく、足元の美を表現する“ 足美”(たび)として、お客様にお薦めしております。足巾を細くして土踏まずをサポートするよう底生地がピタッとフィットし、生地のタブつきがなく、足を丁寧に包み込むように履いていただく事で、高級感あるスマートで、キレイで、シワの少ない、ピッタリとした足美人になっていただけます。引き締まった足と、足袋の白さが、和装全体のアクセントでポイントとなり、足袋によって締まった和装姿が美しいとされています。
ゑびす足袋本舗の信条
一、 足元の美の創造に邁進する足袋屋であろう
一、 自分に納得のいく商品をお客様に提供しよう
一、 相互信頼を基本に最高のチームプレイを発揮しよう
一、 吾の前には道なきも後には道ができていたという人になろう
一、 「人に先じて憂い人に後れて楽しむ」を肌にしみ込ませた人であろう
一、 革新と努力の連続の軌跡が「しにせ」であり「のれん」であることを肝に銘じよう
一、 小さいが、会社も人も商品も一流になろう
アンテナショップを設けております
どこで売っているのかわからない。
自分の足にあっている足袋がわからない。
靴のサイズで足袋を選んで履いているけれど、足首がきつい!指先が痛い! 等、あらゆるお客様のニーズにお応えする為、『ゑびす足袋』は、大阪・玉造にアンテナショップを設けました。
アンテナショップにお越しいただけないお客様には、HPのお知らせの欄・Facebookのイベント・BLOG等に全国のデパート、呉服専門店等で行っております『足袋のお見立て会』情報を投稿いたしますので、ご興味がございましたら、是非お足運びください。
アンテナショップにお越しいただいたきましたら…
2. 採寸サイズを元にお見立てさせていただいた見本足袋をお履きいただきます。
3. 足首周りや指先などの部分調整が必要な場合は、イージーオーダーにてご対応させていただきます。